今、このページを開いたあなたの考えを当ててみせましょう。
こういうのって、絶対ろくでもない内容なんだろうな~
こんな感じではないでしょうか。
でも、この時点で、あなたは私の思いのままに操られています。
私は、あなたにこのページを開かせるために、あえて胡散臭いタイトルにしました。
そして、あなたは私の思うように操られた結果、今この文章を読んでいるのです。
心理学で「心理的リアクタンス」というものがあります。
何かを禁止されるとそれに魅力的に感じるようになり、ますます欲しくなる心理のこと。
「悪用厳禁」って書いてあるし胡散臭いけど、それが逆に気になるな~
というあなたの心理が、まさに「心理的リアクタンス」を用いたテクニックなんです。
最近では、ユーチューバーがよく使ってるので馴染みがありますね。
スマホやPCなどの画面上を通してのやり取りなので、操られている感はあまりないでしょう。
でも、私はあなたを思うように操ったという事実は変わりません。
今回は、そんな心理学を用いたラインのテクニックを、これを読んでいるあなただけにこっそり伝授したいと思います。
通常の会話よりも考える時間がある分、文章の方が初心者でもテクニックを使いやすいです。
ラインを使って相手を操り、あなたの思うままに恋愛を進めましょう。
今回張り切って、たくさんのテクニックを詰め込みました(笑)。
一度で全てマスターするのは無理なので、このページをブックマークするのがおすすめ。
何度も繰り返し読んで、一つずつマスターしていきましょう。
ラインで使える恋愛心理学~基本となる理論編~

テクニックを紹介する前に。
まずは人間関係の基礎となる、心理学の理論的な部分から紹介します。
単純接触効果~会えば会うほど好きになる?~
これはシンプルに、誰かと触れ合う機会が多くなればなるほど、その人に親近感を覚えやすくなるというもの。
テクニックというより、覚えておきたい人間の心理の話ですね。
ラインでもこれは当てはまります。
ですが、男は女性よりも連絡を定期的に取るのが苦手とされています。
あまりしつこく連絡をしても、かえってう嫌われてしまう危険性も。
この単純接触効果は、ラインよりも会う機会を増やすのが一番効果的です。
ラインを定期的に取るのも大事ですが、会う機会を増やすことを心がけましょう。
想起ヒューリスティック~思い出しやすい方が有利~
単純接触効果と似ているもので、想起ヒューリスティックという理論があります。
これは、想起(思い出すこと)しやすい情報ほど、何かの判断を下すときの判断材料とすることを指します。
わかりやすい例が、飛行機事故。
飛行機事故が起きると、多くの死者が出ます。
そんなニュースがTVに流れると、
「飛行機は危ないから、なるべく使わないようにしよう!」
と考え、バスや新幹線で移動する人が増えます。
でも、よくよく調べてみると、バスの事故なんかは圧倒的に飛行機事故よりも多く発生しているんです。
飛行機事故のインパクトはあまりにも強く記憶に残るため、思い出しやすくなります。
なので、旅行などの移動手段を考える時に、飛行機のことを想起しやすくなり、判断材料に使ってしまうのです。
この理論をラインに当てはめてみましょう。
気になる彼が、金曜日の夜に「明日の夜、暇だから誰かとのみに行きたいな~」と考え、誰かにラインしようと考えています。
そんな時に彼の中のあなたの印象が強ければ思い出しやすくなり、誘われるチャンスが大きくなるのです。
そのためには、「今度暇な時、相談したいことがあるんだ」などと言っておくのがおすすめ。
と彼の記憶に残るので、想起しやすくなり、デートにも誘われやすくなります。
自己開示の返報性~まずは自分の紹介から~
相手のプライベートな情報を引き出したいとき。
一方的に、相手に質問してはいけません。
友好な関係であればOKですが、まだ相手が心を許していない状態なら、「こいつ何かたくらんでる?」と警戒されてしまいます。
自己開示の返報性というものがあり、人は誰かから自己に関する情報を明かされると、自分も自己の情報について明かしやすくなります。
好きな気持ちが強ければ、つい一方的に色々聞きたくなってしまいます。
が、ここは落ちついて、まずは自分のことから話してみましょう。
そうすると、相手も安心して自分の話をしやすくなります。
ラインで使える恋愛心理学~誰でも使える初級編~

ここからラインで使える心理学を紹介していきます。
まずは初級から。
誰でも気軽にマネできるものばかりなので、今日から実践してみてください。
秘密の共有~秘密を知れば好きになる~
人は秘密を共有すると、共有した人と仲良くなれるといわれています。
だれかの秘密をこっそり共有して新密度UPを狙いましょう。
おすすめは、恋愛の秘密の話を共有すること。
ラインで恋愛の話をすることによって、相手は無意識の内に恋愛のことを考えてしまうようになります。
そんな話を続けていくうちに、「恋愛してるのって、誰だっけ?俺だっけ?」と脳は勘違いし、勝手にあなたを意識するようになるからです。
後ほど詳しく説明しますよ!
ただし、やりすぎはNG。
なんでもかんでも秘密をばらせば、相手は「こいつは口が軽い女だから、下手なことはいえない!」と警戒されてしまいます。
特に男は、「女性=噂話が大好き」というイメージをもっているので、とっておきの情報だけを明かすようにしましょう。
サイレントフォーカス~沈黙に秘められた力~
会話の主導権を握るテクニックとして、サイレントフォーカスというものがあります。
これは、沈黙という間をあえて作ることで、相手に「この後この人はなにを言うんだ?」と不安を煽り、自分に関心を引き寄せるテクニック。
話している途中で相手がいきなり沈黙したら、「えっ?どうしたの?」と気になりますよね。
相手の関心を高めた後に、その会話で相手に一番伝えたかったことを話すことで、相手により伝わりやすくなるんです。
これをラインで応用してみましょう。
あえて既読をしたまま放置すると、
というように、不安になります。
この既読無視という沈黙をあえて作った後に、デートの誘いや告白など、相手に特に伝えたいことを返信すると効果的です。
あまり放置しすぎると、相手の気持ちが冷めることもあるので注意。
人それぞれラインのペースが違うので正解はありませんが、いつものペースの1.5~2倍ぐらい間隔をあけるといいでしょう。
ラインで使える恋愛心理学~悪用厳禁!中級編~

ここからは少しレベルが上がり、中級編。
難易度が上がり練習が必要になりますが、その分効果は高く、うまく使えばあなたの思い通りに相手をコントロールできます。
イエスセット~デートへの誘導尋問~
なんとか彼をデートに誘いたい!
けど、失敗しそうで怖い・・・
そんな時に、イエスセットのテクニックを使えば、デートの誘いも「YES!」という返答をもらうことができます。
やり方は簡単。
相手が「イエス」と答えるような質問をしていくだけです。
「イエス」の流れをいくつか作った後に、デートの誘いをさりげなく入れます。
そうすると、相手は「イエス」と反応する体になってしまっているので、なんとなく断りにくくなり、思わず「イエス」と返答してしまうのです。
こんな感じで、2~3の質問をしてYESを引き出した後にあなたの伝えたいこと(例ではデートの誘い)を送ってみましょう。
主観ではなく事実の質問を!
注意して欲しいのが、相手の考え次第でYESにならないような質問はしないこと。
人によって考えが変わる「主観」に関する質問ではなく、誰でも共通している「事実」の質問をしましょう。
最近タピオカが流行ってるけど、おいしいよね~
これはダメ。
おいしく感じるかどうかは相手の好み次第なので、イエスセットの質問には不向きです。
今日は天気がよくて、気持ちがいいね!
天気がいいのは事実なので、みんなに共通しています。
このように主観ではなく、事実にする質問をして、同意しやすい流れを作りましょう。
ツァイガルニック効果~焦らせた者勝ち~
これは、「人は達成した事柄よりも、途中でやめてしまったものの方が記憶に残りやすい」という心理学。
連続ドラマや映画の予告編で、少しだけネタバレとかを含んでいると、気になってすごく見たくなりますよね。
それと同じ状況をラインで作りましょう、ということです。
さきほど紹介した「サイレントフォース」と合わせて、あえて既読のまま少し放置することが一番かんたんな使い方になります。
あとは、相手のもっとも食いつく話題を利用するのも効果的。
相手がスポーツが好きならこんな感じ↓
どこのチームがすきなの?
〇〇ってチームが一番かな~。
私も最近サッカー興味が出てきてさ~。
相手からすれば、ラインでもサッカーの話をしたいのに、お預けをくらって話したくても話せない。
よって、「この話、早くあの子としたいな!」という気持ちが強く残ります。
例のように使えば、あなたの印象を強く残せますし、相手がデートを誘う口実にもなるので次につなげやすい。
まさに一石二鳥の心理学です。
ダブルバインド~隠された質問の意図~
恋愛の上手な人は、デートの誘い方が違います。
選択肢を限定し、逃げ道をなくすのが上手。
あなたもダブルバインドを使えば、デートのお誘いの成功率が確実のUPしますよ。
ダブルバインドとは「二重束縛」という意味で、質問に対しどちらの回答を選んでも、質問者の考え通りに進めてしまうテクニック。
文字にすると難しく聞こえますが、質問内容を少し変えるだけです。
「YESかNOか」で回答できる質問を、「AかBか」で答える質問に変えてやればいいだけ。
例として、ラーメン好きな男をラインでデートに誘ってみましょう。
「行くか、行かないか」という質問だと、相手に行かないという選択肢を与えてしまいます。
逃げ道を上手にふさぎながら質問していくことで、いつのまにかデートの約束ができてしまうのです。
「イエスセット」の時に紹介したように、ここでも流れが重要になります。
いきなり「火曜日か木曜日、どっちが都合いい?」と聞くと、不信感を与えてしまいます。
「AかBか」の質問をいくつかしておくことで、相手もスムーズに考えられるようになるのです。
会話でも使えるテクニックですが、いきなりは難しいはず。
文章を考える時間があるラインで、選択肢をゆっくり考えつつ「ダブルバインド」を練習してみてください。
ラインで使える恋愛心理学~目指せ恋愛マスター!上級編~

さあここからは上級編になります。
練習が必要なものが多いですが、覚えればかなり効果は期待できます。
何度も繰り返し練習し、好きな相手を手玉に取るようなラインテクニックを習得しましょう。
ノーセット~気難しい男の攻略法~
先ほど「イエスセット」を紹介しました。
イエスセットは、相手が「イエス」と答えるような質問をしていき、その流れでデートの了承をもらいやすくするテクニックでしたね。
ノーセットはこれの逆で、相手に「ノー」と言わせるような質問を繰り返し、最終的にはあなたの引き出したい回答をもらうテクニック。
どういうことか、具体例をみてみましょう。
ちょっと長くなりましたが、こんな感じ。
いつの間にかデートの話になっていて、この後のラインでデートに誘えばOKがもらえるでしょう。
ノーセットが効果的なのは、人の意見にあまり同調しない、プライドの高い男。
最初の天気の話はイエスセットの時と一緒ですが、相手の反応が否定的でした。
いくつか質問をしてきて、相手があまり乗ってこない。
そんなときは、イエスセットからノーセットに切り替えて説得してみましょう。
サブリミナル効果~「無意識」に働きかけろ~
人間の脳は、我々が思っている以上よくできています。
脳は「意識」と「無意識」の大きく分けて2種類あり、私達が意識していない「無意識」の内にも様々な刺激を受けています。
サブリミナル効果は、そんな無意識状態の脳に刺激を与えて、相手がわからない(意識していない)ところで考えをコントロールしてしまおう、というものです。
効果はめちゃくちゃ大きく、テレビや映画などでサブリミナル効果を利用するような表現をすることが法律で禁止されるほど。
ラインで応用するのなら、「好き」という言葉を会話にちりばめることがおすすめ。
所々に「好き」という言葉をキーワードを入れてみました。
こんな感じでラインを進めていくことで、相手に「好き」という印象を無意識の内に与えることができるのです。
今回は「好き」というキーワードを使いましたが、別のワードでもOK。
「お金」や「金欠」というキーワードを使えば、うまく貢いでもらうこともできるでしょう(笑)。
それぐらい強力なので、くれぐれも悪用しないように!
パーナム効果~占いを応用しよう~
バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象
Wikipedia、「パーナム効果」参考
占い師さんがよく使っている心理学ですね。
これをラインで応用しましょう。
一番効果を発揮するのが、相手を褒めるとき。
明らかに長所である部分を褒めても、相手は褒められ慣れているので対して喜びません。
でも、普段は褒められてない部分を褒められると、
俺のことよく見てくれてるな。
とあなたのことが印象に残りやすくなるのです。
このような普段褒められていないであろう部分を褒めるときに、パーナム効果を使いましょう。
・大人っぽい男であれば、「パッと見大人っぽいけど、実は無邪気な一面があってそのギャップがいいよね」
・クールな男であれば「普段は冷静だけど、たまに熱くなるときに男らしさがあってかっこいい」
太文字にした部分がポイントで、パーナム効果を利用して褒めてみました。
どんなに大人な人でも無邪気になるときもあるし、クールな人でもなにかに熱くなるときはあります。
「その人の特徴+間逆だけど誰にでも当てはまる特徴」
の組み合わせにすることで、相手のことをしっかりと見ている人ということをアピールできるのです。
接種理論~相手の反応を利用する~
インフルエンザとかの対策で、予防接種ってありますよね。
あれって実は、身体に弱いウイルスを注射で体内に入れてるんです。
そのウイルスに対抗するために、私達の体は抗体というものを作ります。
その抗体のおかげで、インフルエンザのような強力なウイルスにも対抗できるようなシステムになっているんです。
人間の身体って偉大ですよね。
なにが言いたいかというと、それと同じ流れをラインで使えば、相手を説得する強力なテクニックになるんです。
この接種理論の流れを説明すると、
①差し迫った攻撃がくると注意を促す
②弱い攻撃をおこなう
(=①に対する弱い賛成意見)
③強い守りを促す
(=あなたはどう?と問いかけ、相手の口から意見を引き出す)
インフルエンザでいうと、①が弱いウイルスで②がそれに対する抗体を作っているところ。
③で抗体が完成し、より強い身体のできあがり、という感じです。
これだけでは、わかんないと思うので、例を紹介します。
接種理論を使い、デートに誘ってみましょう。
お金なんて社会人になったらいくらでも稼げて、遊べるのは今だけ
今貯金だけじゃなくて青春を楽しむのと、全く遊ばずに貯金するの、どっちがいいんだろうね?
とまあこんな感じ。
今回紹介したテクニックでも一番難しいので、何度も繰り返し練習するしかありません。
ポイントは、「自分がこう言ったら、相手はこう返すだろう」と会話の流れを事前に考えておくこと。
マスターするのが大変な分、強力な説得する力をもっているテクニックになるので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ:ライン×心理学=最強
ラインは簡単にコミュニケーションがとれる分、何も考えずになんとなくで送りがち。
でも、心理学を使うことで、他の人より一歩、あるいは何歩か有利に相手と連絡を取ることが可能になります。
繰り返しになりますが、今回紹介したテクニックは文章だけでなく、リアルな会話などの場面でも応用可能。
でも、ラインであればゆっくり考えながら送れるので、使いやすいと思います。
ぜひいろいろ試してみて、あなたに合ったテクニックを駆使し、ラインでの恋愛を楽しんでください!