こんにちは。
寺井まさきと申します。
このブログを始めて2年以上が経ち、それよりも長い付き合いであった彼女と先日別れることになりました。
付き合って2年半の記念日の直後でした。
正直な話、まだ全然傷は癒えていませんし、なにかの拍子に思い出すとめちゃくちゃ泣きます(泣)
ただネガティブに考えていても仕方ないなと思い、今回この記事を書くことにしました。
まだ熱々の私の気持ちをありのまま記します。
失恋に悩む人の少しでも力になれれば幸いです。
失恋後すぐに立ち直るのは不可能
恐らくこれを読んでくれた大半の人は、
「どうにかして早く失恋の傷を癒したい!」
と思ってるはず。
期待に応えられず申し訳ありませんが、すぐに立ち直るのは不可能だし、立ち直る必要はないと思います。
心の穴を埋めるまでに時間がかかる
よく失恋のことを、「心にぽっかり穴が開いた」と表現しますが、私はこの表現はピッタリだなと実感しました。
恋愛は、意図せずとも自分の心の中の一部分を相手が占めることになります。
相手を想えば想うほど、その部分はどんどん大きくなり、他人事とは思えなくなってくるのです。
いつのまにか自分の心の大半を占めるようになっていた部分を、ある日急にえぐり取られます。
そりゃあ痛いし苦しいし辛いですよね。
大部分を失ってしまうことになったあなたの心を、すぐに補修するのは不可能です。
誰だって悲しみは一緒
焦るあまり、その穴を無理やり何かで隠そうとしたり、いっそのこと穴を大きくして壊そうとする人がいます。
ですが、これは違うと思います。
前者が無理に強がって弱い自分を受け入れたくない人、後者は絶望して心を壊してしまう人というイメージでしょうか。
たとえ失恋でなくても、信頼していた友人の裏切りなどにより心に大きな穴が開けば、誰にだって大きな痛みを伴います。
もしも痛くないとしたら、それは相手に心を許していた部分が狭かっただけ。
痛くて傷が大きい分、それだけ本気で相手のことを思っていたということ。
それに恥ずかしさだったり、かっこわるさ、みじめさを感じる必要はないのです。
めちゃくちゃイケメンや美人の有名人だって、人並みに失恋の経験があると聞きます。
失恋の辛さ苦しみは誰でも共感できるものであり、決して隠す必要はないのです。
失恋した後に心に傷がある人のよくある勘違い
書いているうちに少しずつ冷静になることができました(笑)
感情的になるのは悪いことではありませんが、冷静に考えることも必要です。
失恋後悲しみに暮れるあまり、感情的になり勘違いをしてしまう人がたくさんいると思います。
そのよくある勘違いについて、1つ1つ一緒に解消していきましょう
勘違い①あの人以外もう誰もいないと思う
めちゃくちゃ多いと思います。
2日前ぐらいまでは私もこの状態だったので他人ごとではないですが(笑)
ただ、いつか更新してくれる人がいるんだろうなとは思っています。
失恋後しばらく、「あの人以上に私が好きになれる人はいない!」そう思うのは仕方ないと思います。
ただ、今の環境ではあの人がベストだったかもしれませんが、時間がたって環境が変わればベストは変わるはず。
- 仕事
- 考え方、人生観
- 住んでいる場所
- 年齢
- 人間関係
このあたりが少しずつ変化します。
これらが変われば、ベストなパートナーは変わるはず。
もしもあなたがこの先もずっと変わらなかったとしても、相手は変わっていくはず。
他人の変化を抑えることはできません。
相手の考え方が変われば自分もそれに合わせて変化する必要があり、変化しない人間などいないのです。
確かに元カノ、元カレは今のところナンバーワンでオンリーワンな存在だったと思います。
でも時間が経てば基準が変わってきて、また別のナンバーワンでありオンリーワンの人が表れます。
考え方を狭めすぎてはいけませんよ。
勘違い②:時間の無駄だったと思う
こう考える人もいるのではないでしょうか。
特に女性に多い気がしますね。
この考えは間違いです。
あなたは今回の恋愛で、何かしらかけがえのない経験・学びをしてるはず。
- 好きという感情
- 愛する喜び
- 自分のダメな部分
- 相手との向き合い方
考えればいくらでも出てくるはず。
人生に意味がないことなんてありません。
今すぐには自覚できないかも知れませんが、今後必ずいい経験だったと振り返られる日がやってきます。
あなたにとってかけがえのないものになった時間を否定してはいけません。
たとえどうしようもないろくでもない相手だったとしても。
その相手を選んだのは、あなたのはず。
相手の人間性を見抜けなかったあなたの責任です。
それが今回の経験により、「もっと相手は慎重に選ぶべき」と考えられるようになれば、それはすごくいい学びです。
勘違い③新しい恋で無理やり埋めようとする
とにかく色んな人と出会いまくろう!
というように考える人もいるはず。
もちろん、恋愛の傷は恋愛でしか癒せないと私も思います。
ただ、それをすぐに無理やり行うのは違います。
人は環境によって考え方などが変わっていくと先ほど説明しました。
が、そんな急激に変わるものではありません。
受験勉強をさぼっていた受験生が憧れの先輩の喝をきっかけに心を入れ替えたとしても、やる気は数日しか続かないように。
時間や環境が変わらなければ、あなたの考えはすぐには変わりません。
少したったぐらいでは、まだあなたの中でのナンバーワンは元カレ・元カノに変わりなし。
同じような人を好きになったり、随所に相手のことを思い出したりして、余計に悲しい思いをすることになってしまいます。
もちろん、すぐに切り替えられる人は、それはそれで全然かまいません。
新しい恋を探し動き出していきましょう。
ただ、全員ができることではありませんし、なかなか難しいのが現状でしょう。
恋愛に限らずもっと心が豊かにポジティブになれることがあれば、それを楽しむべき。
当面は心が豊かになれる別のことに取り組み、焦らずに少しずつまた誰かを愛せるようにリハビリしていきましょう。
失恋の傷の癒し方
あなたもだいぶ気持ちは落ち着いてきたのではないでしょうか。
冒頭ですぐに立ち直るのは不可能とお伝えしましたが、いつまでも引きずるわけにもいきません。
即効性はありませんが、少しでも前向きな気持ちになれる、立ち直り方を紹介します。
未練たらたら状態を断ち切る
まず、未練たらたら状態の人がいたらそれをやめましょう。
未練たらたらでいても、誰も得をしないからです。
ここで言う未練たらたら状態というのは、
失恋に対しネガティブな感情に支配されてる状態
のことを指します。
- 一日中泣いている
- 自分を責めすぎている
- もうこの世の終わり状態
具体的に挙げるとこんなところでしょうか。
未練を引きずるのは、あなた自身はもちろん、相手にとってもいいことはありません。
前を向いていたほうがポジティブになれる
新しい出会いに敏感になれる
ストーカーになる恐れがある
切り替えようと思っても切り替えられない
どうしても復縁したいと願うのであれば事情は少し変わってきますが、ズルズルと引きずっていては相手にとっても負担になります。
相手のことも考慮し、未練たらたら状態でいるのはやめましょう。
むしろ、我慢しろというのが無理な話です。
エネルギーを別のものにぶつける
未練たらたら状態を切り抜けるために。
元カレ・元カノに費やしていた時間、情熱を別のものにぶつけましょう。
今の気持ちを忘れずに継続できれば、難しいこともなんだって実現できるはず。
私の場合、フリーランスとしてビジネスを始めました。
別れる原因の1つに仕事のこともあったので、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
ただ、ずっと立ち止まってるわけにはいかないので。
もし今後どこかで元カノに会った時、
「『ビジネスは軌道に乗ってきたよ!』と報告できるようにがんばらないとな」
という前向きなエネルギーに満ちています。
- 元カレを見返すためにダイエットを頑張る
- 金持ちの彼氏を作るためコミュ力を磨く
- 将来の自分に向けて、資格の勉強を始める
- 苦手だった料理に挑戦する
あなたが前向きになれるものなら何でもOKです。
悲しみも立派なエネルギーの1つで、あなたは今エネルギーに満ちています。
そのエネルギーを、心が豊かになれるように使い方を考えましょう。
改善できる点を自覚する
ただ、時には後ろを振り返ることも大切です。
なぜ今回の恋愛がうまくいかなかったのか、振り返りと反省を行うことで、人間としてより成長できます。
- 彼女に依存し過ぎていた
- 将来のことを彼女とすり合わせできていなかった
- 自分なりに寂しさはうまくコントロールできた
- 気持ちは言葉にしないと伝わらない
このように、悪い部分もよかった部分も振り返りましょう。
付き合っているときには気がつけなかった意外なことも見えてきます。
振り返ることはすっごく辛いと思います。
次の恋愛ではもっと幸せになるために、反省を次に活かし前進していきましょう。
【おわりに】生きてるだけでまるもうけ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
書き終えて思ったのは、案外自分冷静なんだな、ということです(笑)
ただ、別れ話をされた直後はもうひどかったです。
家にいると狂ってしまいそうだったので散歩に出かけたのですが、
「いま川に飛び込んで自殺しても、誰も悲しまないな」
とか本気で少し考えました。
それでも、この経験を無駄にしたくない、もっと幸せになりたいと思います。
泣いたっていい、引きずってもいい。
後ろを向きながらでも前には進めます。
生きてるだけでまるもうけです。
今後あなたにもっと素敵な人が表れて、幸せが訪れます。
P.S
本当に私にはもったいないぐらいの素敵な彼女でした。
本気で将来のことを考えられるぐらいに。
あなたの周りを笑顔にする力はとんでもなく大きなパワーをもっています。
ぜひ、これからもいろんな人を笑顔にしてください。
また、どこかで。